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商工会議所による中小企業の賃金・雇用に関する調査の集計結果について

2023.04.03労務管理

東京商工会議所ならびに日本商工会議所は、「最低賃金および中小企業の賃金・雇用に関する調査」 2023年2月に実施し、その結果を公表しております。(回答企業数は全国で3,308社)

昨今の物価高等を考慮し、近年の賃上げ率2%を上回る賃上げ実施企業が6割程に上っております。

 

調査結果のポイント

【ポイント①:人手不足の状況および対応】
▶ 「人手不足」と回答した企業は64.3%。昨年同時期から3.6ポイント増加。業種別では「建設業」(78.2%)が最も高く、「情報通信・情報サービス業」、「運輸業」、「介護・看護業」、「宿泊・飲食業」で7割を超える。
▶ 働く人にとって魅力ある企業・職場となるために実施・検討している取組は、「賃上げの実施、募集賃金の引上げ」(66.3%)が最多。
 
【ポイント②:2023年度の賃上げ】
▶ 「賃上げを実施予定」と回答した企業は6割近く(58.2%、昨年+12.4ポイント)。うち業績改善を伴わない「防衛的な賃上げ」は6割強(62.2%、昨年▲7.2ポイント)。
▶ 賃上げ率については、近年の中小企業賃上げ率(2%弱)を上回る「2%以上」とする企業は58.6%、足元の消費者物価上昇率を概ねカバーする「4%以上」とする企業は18.7%。
 
【ポイント③:最低賃金引上げ】
▶ 2022年10月の最低賃金引上げ(全国加重平均31円)を受け、「最低賃金を下回り、賃金を引上げた」企業(直接的な影響を受けた企業)は38.8%。
▶ 2023年度の最低賃金額の改定について、最低賃金を「引上げるべき」と回答した企業は42.4%となり、「引下げるべき」「現状の金額を維持すべき」との回答(計33.7%)を上回る。
 
【ポイント④:人材育成・研修】
▶ 人材育成・研修を今後「強化・拡充する」企業は約半数(50.2%)。
▶ 「外部研修へ従業員を派遣する費用の支援」(48.9%)や「社内研修の実施に係る講師費用等の支援」(45.1%)など、費用面での支援を求める声が多い。

 

 

 


 

<参考リンク>

東京商工会議所 「「最低賃金および中小企業の賃金・雇用に関する調査」 の集計結果について

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